2023年04月16日
つつじ
今年は庭のつつじがきれいに咲いた。
3月末頃から、たくさんのつぼみが。
そして4月ころからすこしずつ花が咲いてきた。
よく覚えてないけど、ある4月の上旬の朝、庭をみるといっせいに、
鮮やかな濃いピンク色の花がつつじの木いっぱいに咲き誇って行っていた。
思わずうっとり。
そこは、父のベッドの横の庭のつつじ。
毎年みているが、こんなにたくさん、そして鮮やかな色のつつじは記憶にない。
きれいだなって思った。 ただそれだけ。
が、昨日、雨の中まだ残っているつつじを
今は友人、昔は、訪問看護婦さんだった彼女が、
帰り際 "つつじがきれい!”ってつぶやいた。
その言葉に私は反応した。
もしかして、天国(あるかどうかわからないけど)の父が、咲かせてくれたのかと思った。
気が付くのが遅かった!
見事に満開のつつじはいつの日だったのか思い出せない。
もう少し早くそのことを気が付いていたら、その日、母とじっくり
父の事を思い出しながら、つつじを楽しむことができたかもしれない。
天国からの父の計らいに気が付かなかった。
父に申し訳ないって思う反面、去年、住職に仏様一年目の父のために
念仏、特に力を入れていただけるようお願いしたから、
父が大丈夫だよ!、心配しないでっていってくれてたのかな
って思った。
一卵性親子だって言われてた私、今でも心は通じているのかもしれない。
会いたいな。