2025年04月21日
天気の良い日
昨日と違って、今日は太陽が輝いていて、
時々、気持ちよい風が吹き、ちょっと熱いけど、いい天気。
午前は、母のリハビリ。
カラっとした天気なので、景色もいいはず。
リハビリの後、日本平から下界を見下ろそうと思っていたけど、
この寒暖差、母はだるいという一言で家に直行。
今日は、パルシステムの宅配の日。
注文したお米は抽選に外れた。 ずっと数量限定。
昨日行ったスーパーにはお米がなかった。
備蓄米放出したのに変わらない。
やっぱり、米がないんだ。
2018年まで50年近く減反政策が実施されていたようだ。
4月19日の静岡新聞をペラペラめくっていたら、
京都大学の学長だった山際寿一先生の文章をみつけた。
私の尊敬している人の一人。
彼がお米の事を書いていた。
西洋は、力の文明、 東洋は、慈悲の文明という哲学者の梅原氏の
言葉を引用していた。
二つの文明の根本的な違いは、小麦と米の文化の違い。
米作は、豊富な水が必要。 だから水源地である森は大事。
江戸時代も水田を拡大され水田中心に町が広がった。
大学の時、日本通のアメリカ人教授も米は日本人にとって大事な物。
年貢として納められたこともある。
だから、日本には米は輸出するのは難しいって言っていた。
山際先生も日本人の心にある原風景は稲穂なびく田園だって言っていた。
そういえば、私も自分の目でしっかりみたことはないけど、
心の奥底にそんな風景を懐かしむ自分がいる気がする。
人口減少って言われるけど、これからお米はどうなるんだろう?
日本のコメはおいしいって言われているからもっと輸出すればいいのに。
カルフォルニア米もおいしかったら気を付けないと。
ほんとうかどうかわからないけど、コロナの時、日本人は世界に比べて
重傷者がすくなかったとか。
それは日本米を主食としているからっていう人がいた。
日本の環境の中作られている米は身体にいいとか。
ほんとうかな?
西洋は力の文化だっていうけど、アメリカで肉食とベジタリアンの人達は
雰囲気がちがった。
やっぱり食べ物は心や身体を形成するのに大事だなって思う。
米不足で米離れが進んで、米を食べる文化がなくなって
日本の心をわすれさられてしまうのも怖い。